新しい経営者になられてから、容赦ない値上げ。
実際施術上手い方もおられたからしょうがないかと思ってたけど、改装工事で今までよりも居心地の悪い環境に。
冬なんて寒くてありえなかった。
外から見えるのも嫌。気付けば去年まで長く働いておられた方も、ほぼおられなくなって、私も行かなくなりました。
悲しい。
前の方が良かったです。
てとね鍼灸整骨院
# 当院が変わった理由と、これからについて
〇〇様
率直なご意見をありがとうございます。
★1とのことですので、それほど残念な思いをさせてしまったのだと受け止めています。
正直に言えば、内容がどうであれ★1という評価は、精神的にきついっすね。悲しい。
以前から当院をご利用いただいていた方だからこそ、現在の当院をご覧になり、
「ずいぶん変わった」
と感じられたのだと思います。
その点については否定しません。
まず一点だけ訂正させてください。
口コミには「新しい経営者になってから」とありますが、当院は創業以来、経営者は変わっておりません。
料金、営業体制、スタッフ体制の変更は、すべて私自身が考え、私自身の責任で決めたものです。
以前の当院は、提供している技術や接客に対して、かなり低い料金設定を意図的に続けていました。
安売りや価格競争をしたかったわけではありません。
「この技術で、この接客で、ここまでやって、この料金?」
「この院、何を考えているの?」
「このクオリティを普通に提供して大丈夫なのか?」
この世に普通ならあり得ないものを、わざわざ無理して提供する。
しかも、その理由をいちいち説明しない。
冗談か本気なのか分からない態度で馬鹿げたことを真面目に続ける。
わかる人にはわかる。そんな院を作りたかったのです。
言ってしまえば、私の笑いの趣味です。
高いものを安く売って、しかも手抜きしない(狂気を真面目にやる)
資本主義のルールから考えれば、負けパターン。
でも、みんなが損しないように生きているクソつまらない世界では異質な存在になれます。そして選ばれる。それが面白い。
そして、こちらから説明しなくても、その馬鹿げたやり方の奥にある思いや情熱に気づいてくださる患者さんが、18年間少しずつ集まって通い続けて下さり今の院があります。
逆に、単に「安い店」として選び続けた?方とは、長いお付き合いになっていないようです。
言ってしまえば、笑いのセンスが合わなかったのでしょう。
こちらが狂気じみたことを本気でやっている。
「その加減を面白がってくれる人」と出会いたくて院をやっています。
そのために、自分の時間も、利益も惜しまず仕事へ注いできました。
それは経営判断というより、私自身の「酔狂」です。
この先もそのやり方を続けるつもりでした。
が、やめました。
正確に言えばやめるのは、酔狂ではなく、それを低価格や自己犠牲によって表現することです。
SNSやらAIやらの台頭のせいか、自分が年とったからかわかりませんが、そういう振る舞いをしても、おもんなくなってきたからです。
サービスの優劣が、経営者の覚悟ではなく顧客の感情で判断されるようになり、瞬間的な損得勘定と自己都合で生きる人が有利な世界では、この笑いはウケないようです。
そして、自分と同じ酔狂を、周囲の人間に期待することもやめます。
低価格そのものが悪いと考えたわけではありません。
ただ、長く仕事を続ける中で、料金設定によって患者様との関係性が変わることを感じます。
料金を低く設定すると、予約を直前にキャンセルされる方や、連絡なく来院されない方が一定数おられます。
症状が少し改善すると、自己判断で通院を中断されることもあります。
もちろん、これは料金だけの問題ではありません。
こちらが十分な関係性を築けなかった。
治療方針や通院の必要性を、納得できる形でお伝えできなかった。
こちらの責任もあります。
一方で、私たちは、
「症状が一時的になくなれば、それで治療は終わり」
とは考えていません。
だから必要だと判断すれば、
「今やめるのはまだ早いです」
とはっきりお伝えします。
それを、
「必要のない治療でお金を取ろうとしている」
と受け取られてしまったのであれば、残念ですが、当院の考え方を十分に共有できなかったのだと思います。
こちらが必要だと考えることを説明した上で、治療を中断するこおは、患者様の自由。
しかし、その後に同じ問題を繰り返すたびに、施術する側が何とかする。
その関係を何度も繰り返すことは、その方のためになりません。
治療は、施術者だけが本気でも成立しません。
患者様にも、ご自身の身体に向き合っていただく必要があります。
こちらは専門性を磨き、できる限りのことをします。
だからこそ患者様にも、一緒に取り組んでいただきたい。
そう考えています。
そしてもう一つ。
個人院が、通常では維持しにくい低価格を続ける場合、その差額をどこかで負担しています。
利益を減らすのか。
人件費や設備投資を抑えるのか。
経営者が時間を差し出すのか。あるいは、赤字を借金でまかない意地を維持するのか?
以前は、その負担の多くを私自身が引き受けました。
それでも私は、自分が好きで選んだことだからいいと思っていました。
なぜなら私にとって仕事は、生活のために収入を得る手段ではないからです。
もっと患者様の役に立てないか
もっと驚かせられないか
もっと笑かしたい
もっと感動してもらいたい
自分はどこまで成長できる?
そう考え続けること自体が、私にとっての自己実現でした。
ただ、組織を運営する中で、大きな勘違いをしていたことにも気づきました。
自分が本気で仕事に向き合えば、その姿を見て、同じように仕事へ向き合う人が現れると信じていました。
しかし、それは組織運営ではありませんでした。
私自身の価値観を十分に言葉にせず、仕組みにもせず、それでも相手には察してほしいと期待していただけでした。
人が仕事に求めるものは、それぞれ違います。
家庭を大切にしたい人もいます。
仕事と私生活を分けたい人もいます。
安定を求める人もいます。
どれが正しいという話ではありません。
だから私は、
「全員に私と同じ情熱を求める」
という考え方をやめました。
それが、今回の体制変更や料金の見直しにつながっています。
つまり、相場より安いにも関わらず、患者様に対して、安いという理由以外で店と向き合ってくださいと求めるのをやめました。
=「見た目じゃなくて中身で判断して」というめんどくせーコミュニケーションをやめました。
しかし、情熱を捨てたわけではありません。
まして、私自身いまさら「普通」になれるとは思いません。
普通ならそこまでやらないと言われるところまでやる。
それは、院長である私自身が、好き勝手にやればいいことです。
ただ、それと同じものをスタッフ全員に求める必要はない。
患者様に求める必要もない。
変えたのは、そこです。
標準化できる仕事は、仕組みにする。
経験が浅くても再現できる仕事は、きちんと教え、任せる。
その一方で、
長年の経験を必要とする判断。
難しい症例への対応。
治療方針を考えること。
そうした私が責任を持つべき仕事には、これまで以上に時間と労力を使います。
誰にでもできる仕事まで、私がすべて抱え込むのではなく、
私にしかできない仕事に、「酔狂」を使う。
そのための体制へ変えました😋
料金についても、考え方は同じです。
仕方なく値上げをしたわけではありません。
技術。時間。責任。
学び続けるための投資。
そして、院を長く続けていくために必要なもの。
それらを、きちんと価格へ反映することにしました。
「安いから選ばれる院」であることを、価値にするのはやめました。
そして、開業以来変わっていないものがあります。
それは、
「目の前の人に対して、できる限りのことをする」
という考えです。
昔のやり方を守り続けるのが目的なのではありません。
昔から大切にしてきたものを、この先も大切にし続けられる形へ変えること。
それが、当院が変わった理由です。
これからも、変えるべきものは変えていきます。
しかし、
「目の前の人に対して、できる限りのことをする」
という考えだけは、これからも変えません。
多くの方に好かれる院であることよりも、
当院の考え方を理解し、必要としてくださる方に、
長く、安定して、責任を持って価値を提供し続けること。
そして私自身は、
「そこまでやるのか」と言われるところまでやる。
以前は、その酔狂を周囲に求めていました。
これからは違います。
私の酔狂は、私がやります。
上記、ご理解いただける方に来ていただいた方が、お互い楽しく生きられそうですね。
でも、まあ
全員に刺さる笑いではないので
おもんない人はおもんないでしょう。
私はGODHANDではなく
ただのGOODHANDなので、
普通のことしかできませんが
ただ、
目の前の患者さんについて、ここまで考える。
分からなければ学ぶ。
もう少し何かできないかと考え続ける。
その執念については、あまり人に負ける気がしません。
技術だけなら、私より上手な人はいくらでもいると思います。
でも、
目の前の人のために
「あと何ができるだろう」
と考え続けることについては負けたくないです。
なお、「冬は寒かった」「外から見える」のご指摘につきましては、1階で営業していた当時の環境についてのお話のようです。
現在は4階へ移転し、施術環境も大きく変わっておりますので、現在の状況とは異なることを補足させていただきます。
改めまして、長く当院をご利用いただいた立場から、率直なご意見をお寄せくださりありがとうございました。